※4月~10月 ご案内可能
●黄門料理 3,850円(税抜 3,500円)
「黄門様」で有名な水戸二代藩主徳川光圀公(1628~1700年)は、平均寿命が一般に50歳といわれた時代に、73歳という長寿を全うされた方で、医食同源の思想に基づいて、食事には漢方を取り入れ、一汁三菜を基本として季節の野菜をよく食べていたそうです。
食に関しては特に関心が深く、若い頃から自ら「うどん」や「冷麦」を打つのが得意であったという記録ものこされています。
食材についても、米は常陸太田の河合米、鮭は那珂川、鮎は久慈川、鯉は玉里村というように、産地にまでこだわりをみせ、現代で言えば「地産地消」を実現されていました。また、光圀公の師として江戸に招かれた明国亡命の志士朱舜水とは、深い交流をもち、料理にもくわしかった朱舜水は、中国料理の白牛酪(チーズの一種)・チャウツー(餃子)・火腿(中国製ハム)・各種の牛肉料理なども、光圀公に提供してくれたようです。
光圀公が、好んでよく飲まれていたのが牛乳酒で、牛乳に酒と水を入れ、更に当時では大変貴重な調味料であった佐藤が加えられていたということです。
このような、当時の黄門光圀公の食文化の様子を記載している記録、特に「日乗上人日記」や「舜水朱氏談綺」、そして烈公徳川斉昭公著「食菜録」等の文献を、水戸の調理師(昔風に言えば包丁人)故大塚屋子之吉氏が長年かけて解読され調理方法の研究を重ねて、現代人の味覚に適合するように復元した料理が、現代版の「黄門料理」です。
牛乳と酒、佐藤を加えた物で光圀公が好んで飲んでいました
牛乳から作った、現代のチーズの様な物です
日立の川尻で揚がった鰹のたたきを好んで食していました
冬から春にかけて食していたとされている、現代のビーフシチューの様な物と言われています
牛蒡と人参、銀杏の入った現在のかんもどきの様な物です
那珂川で鮭が沢山上がっていたので、鮭を使った色々な料理を召し上がっていました
光圀公は、豆類をとても好んで食べていました。福包みは、当時はそば粉を薄く引いてギョウザの皮を作り具材は、鴨を用いていました。当店は、奥久慈しゃもを使っています。
※季節によって料理内容が変更となる場合がございます。
尚、茨城県産の食材を主として使用しています。
●冬の御馳走 日和 6,600円(税別 6,000円)
●冬の御馳走 笹鳴 8,250円(税別 7,500円)
●冬の御馳走 千鳥 9,900円(税別 9,000円)
●飲み放題セットを2,500円(税抜 2,273円)にてご用意いたしました。ご利用ください。
内容:瓶ビール・生ビール・焼酎(麦、芋)・日本酒(冷酒除く)・ソフトドリンク
※写真の鍋盛りは3人前になります。
※その他、ご予算に応じて承ります。お気軽にご相談ください。
●夏の郷土膳 卯波 4,400円(税別 4,000円)
●夏の郷土膳 青嵐 5,500円(税別 5,000円)
●夏の郷土膳 朝凪 6,600円(税別 6,000円)
●時期に応じて料理内容・器等に変更がございます。
※お飲物は単品にて、別途、ご注文を承ります。